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ミュージカルオーディションの現状

東宝ミュージカル「RENT」出演者募集について(臨時掲載)

東宝ミュージカル「RENT」の出演者オーディションの募集要項が昨年暮れに発表されました。
このオーディションについて考えてみましょう。

この分析はあくまで米田個人の考え方ですのでご了解下さい。

募集要項から分かる点

RENTは、かつてニューヨークで何度か観ました。一般的に「ロック」「ポップス」「ソウル」系のミュージカルと考えられています。ところが、出演者のプロフィール(Who's Who)を見てみると、「レ・ミゼラブル」や「オペラ座の怪人」などのオーソドックスなグランド・ミュージカルに出演した経験のある人がたくさん含まれています。

ソロの部分ではロック風の歌い方が何度も使われますが、コーラスになると一転、すごく良い発声になって大コーラス風に変身するのです。出演者は17人(だったと思います)しかいないのに、圧倒的な声量です。

これが意味する事は、出演者はミュージカル俳優で、基本的な発声が良く、いろいろな歌い方もできる人々である。と言う事です。

初演の「ロジャー役」を勤めたアダム・パスカルは、その後も「アイーダ」「キャバレー」「チェス」など、いろいろなミュージカルに出演しています。
同様に「モーリーン役」のイディナ・メンゼルは、この役でトニー賞にノミネートされ、その後に「ウィキッド」で「エルファバ」を演じてトニー賞の主演女優賞を獲得しました。

この様に、ロックミュージカルではありますが、出演者は完全なミュージカル俳優です。

一方、日本で初演、制作が東宝に移ってからも出演者は「ロック」「ポップ」系の「シンガー」が出演者の大半を占めています。

そして募集要項には(可能な限り、クラシックやミュージカル以外の曲をお選びください。アカペラも可)と注意書きがあります。

これから分かる事は2点あります。

  1. プロデューサーがこのミュージカルを「ロック音楽劇」と捉えていて、ロックやポップス、インディーズ系などのバンド関係者を出演対象として考えている。と言う事
  2. そう言ったシンガーを出演させる事で、ミュージカルファン以外の観客の掘り起こしを狙っていると言う事
このオーディションに応募するかどうか迷っている方へ

結論ですが、これまでミュージカルのキャリアが長い方や、クラシック関係の方は、書類が不合格でもがっかりしないで下さい。募集する側が、明らかにそうでない人、を求めているのですから、しょうがないと思います。

オーソドックスなミュージカルを勉強して来て、このオーディションに応募するかどうか迷っている方は、回避しても全く問題ないと思います。

ほんのちょっとした一行からでも、いろいろな意図を読み取る事ができます。今後の参考として下さい。

12月6日(金)に東宝レ・ミゼラブル出演者オーディションが東宝のホームページで告知されました。
このオーディションについて分析したいと思います。

募集要項から分かる点

今回のオーディションは締め切りが12月25日(水)となっていて、募集期間が短くなっています。これまでのオーディションと比較してもかなり期間が短いと思います。これはいったい何を意味しているのかを推測してみます。

約3週間弱と言う短い期間で書類やデモ音源を用意して応募できる人は限られていると思います。パターンが三つほど考えられます。

  1. 事務所に所属していて、常に書類やデモ音源が準備されており、すぐに対応できる人
  2. これまで何度もオーディションを受験していて、書類の書式やデモ音源を複数持っていて、いつでも応募できる人
  3. 何も準備できていないが、スナップ写真、カラオケボックスで録音、書類は市販の履歴書…など、「やっつけ」で出そうとする人

こんな感じだと思います。

レ・ミゼラブルの舞台技術

皆さんは「レ・ミゼラブル」と言うミュージカルをどれくらい観た事があるでしょう?2回、3回?
映画は観た事があるが、舞台は観た事がない、と言う方もいるでしょう。

この作品はとても難しい作品です。なぜなら、出演者がとても少ないのにシーンがたくさんある事により、一人が何役も掛け持ちしなくてはならないからです。

一人で10役以上演じているのは珍しくありません。

たとえば、冒頭の囚人、工場の労働者、馬車が暴走する場面の通行人、娼婦とそれを買う紳士、スラム街の住人、学生、それを助ける女たち、行進する人々、パーティーの給仕…
とにかく、裏では「早替え」と「メーク替え」をひたすらしている感じです。上手にはけて下手に走って移動して下手からで登場…等という事も起こります。

そのような訳で、この作品は舞台の技術としては大変複雑で難易度の高い作品となっています。

それを考えると、ほとんど舞台経験のない応募者が書類選考を通過するのはとても困難な事です。確かにチャンスかもしれませんが、合格の可能性が限りなくゼロに近い方は、やはり合格できません。

時間が短い中で無理をするくらいなら、今回は見送っても全く問題ないと思います。

ただ、キャリアだけでなく、ご自分が俳優としてとても素晴らしい素養に恵まれている、と強く感じる方はこの限りではありません。現在、しょっちゅう舞台に出演している人も、「初舞台」と言う事があった訳で、可能性がゼロと断言する事はできません。

このオーディションに応募するかどうか迷っている方へ

結論として、今回のオーディションは「良い人材がいたら採ってみよう」「歌も含めて、俳優として技術の高い人に応募して欲しい」と言う趣旨を推測する事ができます。

もちろん、私は東宝の人間でもスタッフでもありませんから、あくまでも『個人的意見』としてお読み下さい。
プロとして舞台に参加できる準備のできていない方は、今回はパスしてご自分のレッスンに励む方が良い結果を得られるかもしれませんよ。

いかがでしょうか?

なお、東宝が行っているオーディションは「演劇部」に問い合わせると教えてくれます。「レ・ミゼラブル」だけがミュージカルではありません。

現在のミュージカルオーディションについて

プロとしてミュージカルの舞台に立つのはなかなか大変な事です。

ほとんどの場合、その第一歩として「オーディション」に合格する事が必要です。

では、現在のオーディションはどうなっているのか、ご説明していきます。

募集されているオーディションの種類

オーディション情報はなかなか手に入りにくいものです。でもその前に、ミュージカルにはどんな種類のオーディションがあるのでしょう?

大手のミュージカル劇団と言えば、お分かりですね。全国各地で公演しているあの劇団です。ミュージカル専門ボイストレーニングセンターのホームページをご覧の皆さんは、よくご存じだと思いますが、念のため解説しておきます。

この劇団が行っているオーディションは、大体、1年に1回~2回行われる、大規模なオーディションと、公演している作品の役が足りなくなった時、または、次に公演が決定している作品のために出演者を募集する随時オーディションに分けられます。個人的な紹介で、その人だけのオーディションを行う事もありますが、ほとんどの場合は定期的で大規模なオーディションです。ほとんどの場合、9月から11月頃に行われます。

この場合、受験する対象が二つに分けられています。
ひとつは『一般コース』で、プロとして実績のある方、またはプロとしてすぐに舞台に立てる能力のある方、つまり即戦力になる方です。
もうひとつは『研究生コース』です。

一般コース

一般コースは「演技」「ダンス」「歌唱」の三つのコースに分かれています。
また、ダンスコースは「バレエ」と「ジャズダンス(類似したジャンルを含む)」に分けられています。
歌唱コースは「クラシック」と「ポピュラー」に分かれていて、クラシックは音大で声楽を学び、これまで舞台経験のある方です。ポピュラーは、歌手やタレントとして歌の活動をしてきた方です。

研究生コース

研究生になると1年間無料でレッスンを受けられます。
10月に中間の選抜が行われ、成績や取り組む態度に問題がある人はふるい落とされます。研究生コースは「歌唱」と「ダンス」に分かれていて、演技コースはありません。
歌唱コースは「クラシック」と「ポピュラー」に分かれています。音大の声楽科で学んだ方などはこちらで、演劇系の大学や専門学校を卒業した方はほとんどこちらです。
ダンスコースは、やはり「バレエ」とモダンダンス等を含む「ジャズ」に分かれています。

研究生コースで合格した人は、成績やキャラクターの必要度に応じて、途中から舞台に出演する例も良く見られます。もちろん、ほとんどがアンサンブルです。また、一般コースで合格しても、最初の4ヶ月間は研究生と同じように、毎日のレッスンを受け、劇団のやり方に順応してから舞台を踏む事になります。

商業公演のオーディション

商業公演のオーディションは一般的に、情報があまり公開されません。その理由は、主催者が主に、マネージメント事務所やプロダクション、特定のレッスンスタジオなどに募集情報を流すからです。

時々、帝国劇場などで行われるようなレ・ミゼラブルやエリザベートなどの大型公演の場合、一般公募される時もあります。オールキャストオーディションと表示されていても、主な役はある程度決まっている場合が比較的多く見られます。アンサンブルなども同じキャストがいろいろなミュージカルで使われているのは、その人の力量が分かっているので、プロデューサーや制作サイドが安心して使えるからです。

しかし、その人達も最初はオーディションを通過してミュージカルの世界に入ってきているので、可能性はゼロではありません。むしろ、アンサンブルなどで実績を積んでしっかりした事務所に所属し、大きな役にたどり着く場合も少なくありません。

商業公演では「育てる目的」で出演者を決める事はありませんから、舞台で十分に通用する「即戦力」でないと合格は難しいと考えて下さい。

歌・ダンス・演技があまり上手でない人がキャスティングされている場合も多々見受けられますが、その俳優やタレントを出演させる事で集客が見込める、話題性が高まる、などの理由があります。

方法としては、東宝ミュージカルアカデミーに入学する事も一つの手ですが、費用を考えると外部でレッスンを受ける方が効率が良いかも知れません。現場で指導している先生方に自分を知ってもらう機会にはなると思います。来年度から態勢が大きく変わるようですから、その結果を見てみる必要があるでしょう。

現在、中小のミュージカル劇団を取り巻く環境が非常に悪化しています。その理由はもちろん、経済情勢が良くないからです。必然的にスポンサーや協賛してくれる企業・団体が減っている事が原因です。

このレベルの劇団は、イッツ・フォーリズ、音楽座、ミュージカル座、スイセイミュージカル、イマジン、Stepsなどがあげられます。

劇団の研究生やレッスン生からスタートしないと出演できないところと、オーディションに合格すれば公演に出演できるところがあります。オーディション雑誌やインターネットなどにも募集情報が掲載される場合が多いようです。

ただ、気をつけるべき点は、劇団やカンパニーなどによって、多額のチケットノルマを持たないと出演させてくれないところがありますので、自分の経済状況や、チケットを買ってくれる友人知人の数をしっかり比較してからでないと、10~数10万円単位の自己負担がでる可能性があります。

その公演に出演する事によって自分が得られるメリットとデメリットを良く考えた上でオーディションの申し込みをする事が大切です。オーディション終了後に主催者からチケットノルマをどのくらい持てるのかを聞かれて、合否が決まる場合もよく見かけます。

インターネット上にもそう言った劇団やカンパニーの評判や口コミが掲載されていますので、良く確認してから出演するかどうかを決めましょう。合格したからもったいないので、ノルマに目をつぶって出演して、後から後悔する事は避けたいものです。子役中心のミュージカルはチケットノルマが多い事も注意したい点です。

お金を負担して出演するオーディション

先ず、大前提として、これに類するミュージカルは、アマチュアかそれに近いレベルだと覚悟しておいて下さい。公演自体で採算が取れる作品であれば、自己負担を求める必要がないからです。逆に、主催者がお金儲けのために大量の出演者を集め、稽古もいい加減、本番も舞台装置無し。リハーサルは適当で…、と言うような事も珍しくありません。

特に、研究所、養成所、スクールなどのオーディション以外で、公演目的のオーディションなのに受験料を取られる場合は「要注意」です。

自分に舞台経験がなくてどうしても出演してみたい場合。自分が初心者で、公演のレベルが低くてもかまわない場合。趣味で出演する場合などを除いて、受験料を取られるオーディションは良く考えてから受験しましょう。事前にその主催者や団体の情報を集めてみる事はとても大切です。

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