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ミュージカル・オーディション合格のポイント

書類審査用プロフィールのサンプル

オーディション当日に気をつけたい事

着到

耳慣れない言葉かもしれませんが、芸能界では「到着」の事を「着到」(ちゃくとう)と言います。
特に舞台関係では多く使われます。楽屋口に掛けてある名札の表示板を「着到板」と言います。
いくつか意味がありますが、芸能界では歌舞伎の座頭が楽屋入りする事を表していたようです。

大体どこの事務所やプロダクションでも「15分前着到」が基本です。
オーディション会場に着いたら、事務所に「着到」報告を入れるのが一般的です。

それに習って、事務所に所属していない方も、オーディション会場には15分くらい前に着くようにしましょう。
時間ぎりぎりで焦るのは、メンタルコントロールでも最悪です。常に余裕を持った行動を心がけましょう。

待ち時間

多くの場合、オーディションでは男女別、受験するコース別、受験する役別に集合時間が異なります。
受験者が固まらないように、主催者が配慮しています。

とは言え、そのときの状況に応じてスケジュールは大幅に変更される事がよく見かけられます。

先ず大切なのは、時間が押す(遅れる)のは「当たり前」だと思う事です。
時間がどんどん変更になって主催者を恨むより、本来、オーディションとは延びるものだと思えば良いのです。
一旦、受付を済ませると外に出られない事も多いので、「食べ物・飲み物」は十分に用意していきましょう。

また、待ち時間を穏やかに過ごすために、読みかけの本、携帯音楽プレーヤーなどを準備していきましょう。
待ち時間中、課題になっている台詞や曲を延々と繰り返して練習するのは、疲れるうえに緊張が増しますので、絶対にやめましょう。

ウオーミングアップ

たいていの場合、ダンスや歌のアップ場所が用意されています。(時間が与えられる事もあります)
控え室でよく見かけるのは、待機している時間に「ずっと歌い続けている」「ずっと踊り続けている」方です。
それも、難しいサビの部分だけを延々と全力で歌っている人はどこの会場でも見つけられます。

たとえばスポーツで考えると、水泳の決勝レースの前に全力で何本も泳ぐでしょうか?
ほとんどの場合、ストレッチをして軽く泳ぎ、身体が温まってきたら少々スピードを上げる…、それくらいだと思います。人によって違うでしょうが、せいぜい本番の4~6割くらいまでしか力を出しません。

本番の前に疲労しては、何の意味もなくなってしまうからです。

歌やダンスも同じで、せいぜい4~6割くらいまでアップすれば十分です。少し時間がたてば、どんどん血行が良くなり、とても身体が動きやすく、声が出やすくなります。

ずっとアップをし続けるより、3~4分声を出して(動いて)2分休む、のようにインターバルを空けてアップをする方がずっと効率は良いものです。発声練習で言うと、休みながら40分もやれば、かなり多い方でしょう。発声練習の強度は、通常の4割くらいで十分で、大きな声を出さなくても大丈夫ですし、最高音も出さなくて大丈夫です。

大切なのは、日頃の練習を信じて、それが出せる程度のウオーミングアップができれば大丈夫だと言う事です。

控え室で歌い続けている人は、心の不安を打ち消そうとしている人、自分の歌がすごいんだぞ~!と、周りの人を威圧しようとしている人、そのどちらかです。無駄ですね。

どちらも疲れて緊張して、何の意味もありません。百害あって一利なしです。
あなたは気にしないで、笑いながら横目で眺めていて下さい。
あなたは、自分のペースで落ち着いてウオーミングアップをして下さい。

態度

オーディションは受験者のためにある訳ではありません。主催者が必要とする人材を集めるために行うのですから、異常なほど低姿勢である必要はありません。また、落とされる事ばかりを考える必要もありません。

自分の人間性と技術を披露する会場だと思って、のびのびパフォーマンスして下さい。
主催者に対する敬意と謙虚さがあれば、必要以上にへりくだる必要はありません。

主催者も良い人材が見つかる事を期待しているのです。

劇団四季向け オーディションの合格に向けて(臨時掲載)

提出書類について

どんなオーディションでも受験に際して
先ず必要になるのが応募書類の提出です。

劇団四季の場合、提出する書類は7種類あります。

このどれかが欠けても審査対象にならない可能性が高いと考えて下さい。

  1. 履歴書・芸歴書
  2. 写真
  3. 応募票
  4. 応募理由(いわゆる作文と呼ばれているもの)
  5. 歌と台詞の録音サンプル(デモ音源などとも呼ばれます)
  6. 伴奏用楽譜・台詞台本
  7. 返信用封筒(A4サイズ2通)

これで全部です。
劇団四季のホームページ>劇団四季とは>オーディション情報>募集要項で開くことができます。募集要項には提出書類について詳しく書かれています。ダウンロードしたら先ず募集要項をよく読みましょう。提出物のチェックリストを作るのも良いことです。

これらの準備を短期間で行うのはかなり大変ですので、できるものからすぐに取りかかって下さい。

ここでは募集要項に書かれていない書き方のこつ重要なポイントを掲載します。

書類締め切り

今回の書類締め切りは11月11日(火)の18時必着とされています。これに間に合わなければ、どんなに丁寧に準備したとしても受験資格がありません。

応募要項には郵送、四季芸術センターに持参が可能と書かれています。
どうすれば確実に書類を提出できるかは重要なポイントです。

一般的に日本郵便(郵便局)の速達が速く確実に届くように思われがちですが、東京都内から横浜市青葉区の四季芸術センターに郵送する場合、または芸術センターに近い場所から郵送する場合は、普通郵便と大差ありません。

地方から発送する場合は、速達であっても所要日数が地域によって異なりますから、発送する際に郵便局に必ず確認しましょう。

持参の場合、四季芸術センターがある東急田園都市線「あざみ野」に行ける方でないとだめですね。ただ、電車を使う場合考えないと行けないのは、事故や自然災害で運休・遅延が起こる可能性です。「あざみ野」は田園都市線と横浜市営地下鉄「ブルーライン」で行くことができます。とは言え、事故で電車内に長時間閉じ込められることもあります。また、締め切り日は台風が来る可能性がありますので、電車が長時間運休する場合もあります。

持参する場合はこれらを考慮に入れてぎりぎりにならないように心がけましょう。

私がお勧めする最も確実で早く着く方法は、ヤマト運輸のメール便速達です。

料金は180円でA4サイズも同じ料金で送ることができます。首都圏であれば、前日の午後4時までにコンビニに持ち込めば、翌日には届きます。ヤマトの営業所でしたら7時くらいまで大丈夫なところもあります。(地域によって違いますのでお店に確かめて下さい)

なお、遠隔地から発送する場合は翌日必着でない可能性もありますので、必ずお店に確認して下さい。A4サイズを郵送する時に必要な封筒は角2サイズの封筒です。写真が入っていますので、折らないで下さい。

書類提出に際して気をつける点

1.履歴書・芸歴書

まだ会ったことのない審査員にあなたの事を伝えるツールは4つです。
履歴書・芸歴書、写真、サンプル音源、応募理由(作文)です。
この4つであなたのことを伝えなければ、実技審査に臨めません。とても重要なアイテムです。

履歴書・芸歴書に記入する際に絶対忘れてはいけないのがA3に拡大コピーすることです。2枚コピーしておいて、下書き用と提出用を作りましょう。拡大コピーをし忘れる人が必ず存在します。

履歴書・芸歴書の「履歴書部分」は特に説明の必要はないと思います。

「芸歴書部分」は少し解説が必要です。

レッスン歴

「レッスン歴」の書き方ですが、

(舞踊)バレエ 山川海子先生 山川バレエ研究所 2002年4月~現在 週4回 

のような書き方です。(声楽)も同様ですが、個人の先生が多いので、名前だけでも大丈夫です。授業で受けていた場合は「〇〇専門学校」などと書きましょう。
(演技)は、学校で受ける場合が多いので、学校名を。短期間のワークショップ等もそれと分かるように書きましょう。先生の名前は姓名ともきちんと書きましょう。

これまでに受けたレッスン歴が乏しいので、2~3回レッスンを受けた先生まで書く方がいますが、無意味ですし、先生に失礼ですからやめましょう。どれほど多くのレッスン歴を書いても、読む側はプロですので、きちんとしたレッスン以外は一目で見抜かれます。無意味なことはやめましょう。

「舞台歴」は、研究生オーディションだと、全く舞台歴がない方も多数存在するはずで、そう言った方は正直に「なし」と書いて構いません。ここで嘘を書くと、後に問題になることがあります。「虚偽記載」は絶対にしてはいけません。

舞台歴を増やそうとして高校の文化祭に出演したとか、専門学校や大学の試演会で主役をやったなどと書いても、審査する側にはほとんど評価されません。

明らかに舞台出演した、と考えられるものに絞って構いません。映像の仕事でも書いてみるのは大切です。

2010年6月 劇団××公演 「作品名」 東京芸術劇場 〇〇役
2011年9月 ××バレエ団公演 「作品名」 新宿文化センター大ホール アンサンブル
2012年2月 ××株式会社 CM「〇〇編」 ダンサー

こんな感じで良いと思います。何時、どのカンパニーで、どんな作品、どの会場で、何役で。この要素が書かれていないと舞台歴として意味をなしません。

なんでも舞台歴に書いてしまうとか、嘘の公演を書くのは絶対にやめましょう。

声域

これは歌を勉強した方、きちんとした先生にレッスンを受けている方でないと書くのが難しいと思います。女性はト音記号、男声はヘ音記号(低音部記号)で表記するのが一般的です。向かって左側に自分が出せる最低音、右側に最高音を書きます。下に書き方のサンプルをアップしました。

音域サンプルS.jpg

音域サンプルB.jpg

音楽や歌の経験がない、音域が分からない方もたくさんいるでしょう。音楽や歌に詳しい人に教えてもらって下さい。

どうしても分からない方は当センターに来ていただければお教えします。(有料)お問い合わせフォームまたは電話でお問い合わせ下さい。

2.写真

先ず大切なこと、それは写真がとても重要だと言うことです。審査員と面識がないあなたをと言う人を伝える重要なアイテムです。最も大事と言っても過言ではありません!

さて、この用紙には写真だけでなく、容姿や体型に関わることを書きます。

左上のコースを丸で囲みます。中央上には名前とフリガナ。(フリガナと書いてある場合はカタカナで書きます)

先ず、年齢だけは絶対に嘘を書いてはいけません。

身長・体重・スリーサイズは「営業サイズ」という言葉もあるくらいですから、多めに、少なめに書く人も良く見受けられます。

審査する側はプロですから、サイズがかなり違うと簡単に見抜きます。あまり大げさに書くのはやめましょう。

写真のサイズは「キャビネ判」で、実際のサイズは127mm×178mmで、2L判に相当するサイズです。かなり大きいので写真店やショッピングセンター、コンビニのプリンターを利用すると良いでしょう。自分でプリントする時はよほど自信がある場合にした方が無難です。ただ、写真店でプリントしてもらうと時間がかかる場合があるのと、かなり割高です。注意しましょう。

写真の裏には必ず氏名と受験コースを油性ペンで大きめに書きましょう。
これはどのオーディションでも必ず行いましょう。写真がはがれ落ちた時、誰のものか分からなくなるのを防ぐためです。もちろん、のり付けもしっかり行いましょう。写真の裏全面にのりをつけずに、一番上側の「ノリシロ」に相当する部分に糊をつけて貼りましょう。

ダンスコースの方はレオタード・水着・タイツなどと書かれていますが、レオタードを選ぶのが一般的です。ダンスをやっている方ならレオタードを持っているのが自然です。

写真の撮り方

これはやめよう!

 初めてオーディションを受ける方によく見られることですが、スナップ写真や自分で撮った写真を提出する方です。絶対に悪いとは思いませんが、最初に書いたとおり、写真は直接会う前に、あなたと言う人を審査員に伝えるための数少ない、そして最も重要なアイテムです。

 書類選考を通過したいのなら、良い写真を撮らなくてはなりません。男性女性を問わず、あなたが最もよく見える、あなたの個性が最も表現されている写真であることが必要です。

 できれば宣材写真専門のスタジオで撮影してもらうことが望ましいです。もし難しければ、近所の写真スタジオでも構いませんから、プロに撮影してもらうことです。

写真スタジオの金額は1万円程度~3万円くらいまでかなり開きがありますが、無理に高いところで撮影する必要はありません。若いうちは容姿がどんどん変化しますので、少なくとも半年に一度は撮影する心構えが必要です。料金はホームページに必ず記載されていますので、無理のない範囲で選びましょう。

写真スタジオ選びの基準

近所にある写真スタジオでは4カットくらいしか撮影してくれないところもありますので、それは仕方ありません。しかし、宣材写真専門のスタジオを選ぶには次のことが条件になります。

  1. 全身、バストアップをできれば各20カット以上は撮ってくれるところ
     初心者が宣材写真を撮影する場合、60カットくらい撮影しても使える写真は数枚あれば良い方です。特に撮り始めは緊張しているのでほとんど使えないことがあります。たくさん撮影して選ぶのは基本中の基本です。
  2. データをCDやDVDに焼いて、直接渡してくれるところ
     スタジオによってはデータをスタジオが保管して、サムネイル写真(一覧)を渡され必要なカットだけプリントするところがあります。これは撮影だけでなく、プリントでも稼ごうというスタジオの戦略で、確かにきれいには仕上がりますが、料金が1枚千円近くするところもあり、全く無駄です。また、急に必要になった時、スタジオに依頼しては間に合わないことがあります。必ずデータを渡してくれるところにしましょう。
  3. 着替えができるスタジオ
     撮影の衣装を決める時に迷うことがあります。また、撮影してみないと衣装が自分に合っているか分からないこともあります。雰囲気を変えて撮ってみたくもなります。そのため、途中で着替えができる事は重要です。ホームページに明記しているところが良いでしょう。
撮影の時に気をつけること

スタジオの背景色を聞いておこう

 撮影の時「ホリゾント」と言う背景になる大きな紙を使います。その色を事前に聞いておきましょう。背景が薄ピンクなのに衣装が薄ピンクだとしたら、目立たないだけでなく体型が見えなくなってしまいます。    レオタードも同じです。白バックで白いレオタードはほとんど無意味です。事前に確認して衣装を決めましょう。

体型を隠そうとしすぎないこと

 体型に自信のない人(ほとんどの人がそうです)は、体型を隠そうとします。たとえばウエストが太いと思っている女性はウエストが隠れるような衣装を選ぼうとします。身長が低い人はとても高いヒールを履いたり、斜め上からの写真を好みます。これらは大体逆効果です。
 写真を見る側はプロですから、あなたのコンプレックスを逆に見抜いてしまいます。自分の悪いところを強調するようなものです。もっさりとした服装、極端におなかを引っ込めたり隠したりするポーズなどは好ましくありません。

衣装を選ぼう

 自分が持っている普段着、またはレオタードで結構です。また、お友達から借りるのもありです。体の線がきちんと見えること。上下の色のバランスが取れていること。比較的体型のバランスがよく見えること、センスが良いことなどです。服装のセンスはあなた自身のセンスを物語るので、自信がなければ服装のセンスが良い人に見てもらいましょう。

ヘアースタイルに気をつけよう

 一番多いパターンは、額を隠してしまうことです。おでこが広い、ニキビがある等の理由で額を隠してしまう人が多いのですが、審査する側はあなたの顔を見たいのです。また、額を隠すと顔全体が暗くなってしまいます。影の部分が多くなるからです。顔が大きい、あごが張っていると言う理由で、顔の幅を狭く見せるために、顔の両側を髪で隠してしまう人もたくさんいます。写真を撮ってみれば一目瞭然ですが、逆効果で顔の印象が重くてもっさりした印象になってしまいます。ぜひ気をつけましょう。
 そんな事をするくらいなら、撮影する角度を考えた方がよほど見栄えの良い写真が撮れます。

メイクに気をつけよう

 スタジオで撮影する場合、照明が非常に明るいので、かなり濃くメイクをしたつもりでも、後から見るとスッピンに見える事があります。ナチュラルメイクで濃いめが理想です。チークが真っ赤なリンゴ少女みたいなメイクは、一歩間違うとダサい印象になりますので気をつけましょう。基本はTゾーンを明るく、シャドウの部分を暗めにして、立体感を出す事です。

体型を良く見せるため

 女性で一番多いのがウエストを細く見せたい人です。しかし、ウエストを実際に細くする事はできないので、逆に胸を大きくした方が効果的です。ブラジャーにパットを何枚入れても反則ではありませんので、胸が大きく見える事が効果的です。胸とウエストの差が大きくなれば良いという事です。
 男性では太っている、痩せていると言う事でオーバーシャツを着る事がありますが、あまり成功した例を見た事がありません。
 レオタードの場合、身長が低い、足が短い等の理由で高いヒールを履く人がいますが、それよりもハイレグ気味のレオタードにした方がよほど効果的です。恥ずかしいかもしれませんが、審査する側は全く気にしていません。ストッキングは足をきれいに見せる魔法の道具ですから、ぜひ使う事をお勧めします。

リラックス

 とても難しい事ですが、力んでしまうと体型が汚くなりますし、無骨な感じになります。できるだけリラックスして力を抜いたポーズで撮影しましょう。顔の表情も過剰な作り笑いや口角の上げすぎは不自然な感じがします。
 男性では「りりしさ」を出すために、きつい目線になったり、怒ったような表情で撮影する場合がありますが、「挑戦的」に見えるだけで、けんかを売っているのかな?と思われてしまいます。普段のあなたがよく見える。それが大切です。カメラマンの多くは「顎を引いてください」と言いますが、顎を引くと顔が大きく見えたり、えらが張った顔、二重顎になりやすいので、顔の角度は自然な「正面」と考えましょう。

Photo_bad1.jpg

体型を隠してしまった失敗例です。服装のセンスも考え物です。

身長が低いため、ヒールの高い靴を履いており、かえって欠点を知らせる事になっています。

Photo_good2.jpg

ごく一般的なレオタード写真です。
ホリゾントの色とレオタードの色がくっきりコントラストを作りだしています。
残念なのは、胸とウエストの差が小さい事です。ウエストラインがシャープに見えません。
黒いレオタードは身体が締まって見えますが、同時に陰影がなくなるため立体感に欠けてしまいます。

Photo_bad2.jpg

スナップ写真の悪い例です。少し年配の方ですが、若い方でも同じような失敗をよく見かけます。いくら何でも庭で物置はないでしょう…、と感じませんか?
良くあるのは「ふすま」をバックに撮影しているものです。
あなたのイメージを損ねるのは避けましょう。

Photo_good1.jpg

同じくスナップ写真ですが、上手な方が撮影している事が分かります。
このレベルならスナップ写真でも十分大丈夫です。
ライティングが左よりで、立体感を出しています。

写真を選ぶ時に気をつける事

写真選びは大切です。せっかく良い写真が撮れても、良くない写真を選んでしまっては意味がありません。

一番良い方法は、

PCのモニター上で先ずざっと選びます。ダメな写真は一目で分かりますから、それを除外します。

次に、使えそうな写真を全部プリントします。L判で結構ですし、自宅でプリントしても大丈夫です。それを全身、バストアップ、衣装ごとに分けてテーブルや床に全部並べます。すると、印象の悪い写真がはっきり分かりますので、それを除外していきます。

最後に残るのはたいてい数枚です。それを見比べて提出する1枚を決めましょう。

 最悪なのはPCのモニター上で1枚ずつ見ていく方法です。他との比較ができませんから、どれが良いのかさっぱり分かりません。スマホのディスプレイなどは小さすぎて印象がはっきり分かりません。部分を拡大しても時間の無駄です。審査する側は第一印象で選びますので、とにかくぱっと見て良い写真である事が大切です。

これらが写真撮影の時に気をつけるポイントです。

アピールポイント

 写真用紙の右上に「レッスン歴」と「アピールポイント」を記入する欄があります。ここには「バレエ〇〇年」「ジャズダンス〇〇年」「声楽〇〇年」などと書きましょう。

 アピールポイントがないのに、無理して書く必要はありません。面接の際に突っ込まれる事もあります。できない事はやめましょう。

 アピールポイントとして評価できるのは「機械体操」「新体操」など、アクロバット系の種目です。ミュージカルではバック転、ロンダード、バック宙、回転技が必要な場合も多いのです。その他、陸上競技、球技などでも得意な事があれば書いて構いません。ジャグリングなども良いと思います。

これ以降については後ほど改めてアップします。

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