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2024年 劇団四季オーディションについて

劇団四季の「一般/劇団メンバー」「研究所生徒」オーディション概要(募集要項)が発表されました。

PCからは「劇団四季トップページ」右上の「メニュー」→「ニュース」→ニュース下の「次へ」を3回クリックした中段の「オーディション開催決定のお知らせ」→「オーディション概要」中段の黒枠白抜き文字の「オーディション情報」をクリックする。

スマホからはPCと同じ方法か、検索で「劇団四季」→「最新ニュース以下、PCと同じ方法でご覧いただけます。要綱についての説明はこちらをご覧ください。
なお、募集が開始されてマイページが作成できるようになってから、それ以降の注意点をご説明します。

● 募集部門・コース (以下は全て、筆者の個人的な意見です)

「一般/劇団メンバー」共通の注意点
研究生 コース別の注意点
一般/劇団メンバーの注意点
一般、研究生ともに言える事
「一般/劇団メンバー」共通の注意点

☆ 「一般/劇団メンバー」の注意点。

 ※「一般」と「研究生」の併願はできません。と書いてありますので、基本的には舞台経験のあるプロの方が受験することを前提としています。また「演目契約メンバー」は募集しておりません。とありますので、劇団員になれる人しか募集してないよ!と言う意味です。

 

☆ 研究所生徒(以下、研究生)の注意点。

 ※「成長度、試験結果を基に最終的な判断を行い」とありますが、例年、3月に行われる『卒業試験で合格しないと劇団員になれないよ!』と言う意味です。「落ちる人もいます」と言う意味です。基本的に、あまり上達しなくてもまじめに努力していれば劇団員になれる場合が多いのですが、研究生になっても努力せず、成長も見られない人が劇団員になれない場合も見られます。
 過去には研究生の約20%が劇団員契約不採用になったこともあります。合格しても安心せず、努力を怠らないことが大切です。
 なお、日曜日以外は毎日レッスンがありますので、大学などとの両立は不可能です。仕事(アルバイト)もできません。かつては経済的に厳しいため、日曜日に、こっそりアルバイトをしていた人もいますが、1年間続けることは体力的、精神的に困難ですし、それが原因で成長しなくて劇団員になれなくなっては本末転倒です。1年間無給でも生活できる経済的な裏付けを確保することは絶対条件です。

☆ 「一般」「研究生」共に5つのコースがありますが、2023年度の研究生オーディションでは『男性のバレエ、ジャズダンスの合格が非常に少なかった』(採用できるレベルの人が少なかった)ので、今年はバレエ、ジャズダンスに自信のある男性にとては、大きなチャンスです。

☆ 研究生のヴォーカルクラシックについて
なかなか厳しい壁があります。大まかに言って、男女とも、東京芸術大学の声楽科だと上位、1番~4番くらい、国立音楽大学、東京音楽大学だと上位、1番~2番くらいの順位でないと合格は困難だと思ってください。

☆ 研究生のヴォーカルポピュラーについて
こちらも、ヴォーカルクラシックの基準を思い浮かべるとよいでしょう。ただ、音楽大学や専門学校の「ミュージカルコース」出身の方が多く受験するのと、初舞台が主に「アンサンブル」から始まることを考えると、ジャズダンスがかなり踊れないと、本線通過は厳しくなります。

☆ 研究生のジャズダンスについて
 こちらもヴォーカルポピュラーと同様だと考えてください。ある程度、歌えないと本選での合格は厳しいでしょう。また、バレエのレッスン基礎があること、シアターダンスのレッスン経験があることも重要でしょう。身体の使い方を見るだけで、ヒップホップやストリートだけしかレッスンしてこなかった人は簡単に見抜かれてしまいます。「美しい身体の使い方」は非常に大切です。

☆ 研究生のクラシックバレエについて
 合格するためのレベル感としては、国内の大きなコンクールや大会で優勝、もしくは上位入賞。バレエ留学でレベルの高い学校やスタジオに在籍していて、または在籍していた方で、海外のコンクールに出場できるレベル、くらいだと考えてください。バレエで受験される方は、幼少期からバレエしかレッスンして来なかった傾向がありますので、本選では歌やセリフも「なんとかなる」程度は必要だと思います。

☆ 演技コースの研究生について
 かつての演技コースは「背が高い」「イケメン・美人」が合格する傾向がありました。現在では「ジャズダンス」だとちょっと無理かな、「ヴォーカル」だと厳しいかも、でも、両方がかなりのレベルでできる・・・、しかも体形やルックスにも問題がない。そんな方が合格する傾向にあると思います。一方、本選ではセリフだけでなく歌、ダンス共に見られますが、予選では『セリフだけ』の一発勝負になりますので、かなりリスキーではあります。また、書類審査の段階で「ダンス・歌の動画」を、しっかり見て合否を判断するという情報もあります。よく考えてみて下さい。

● 一般/劇団メンバーの注意点

☆ 一般/劇団員(以下、一般)について

 注意事項や傾向などについては研究生と同じ考え方で良いと思います。一番違うのは、合格後、すぐにキャスティングされて稽古を始められるかどうかです。バレエの本番、ジャズダンスのイベント、歌のコンサートなどに出た経験があるというのと、ある程度、プロとしてミュージカルの出演経験があるのでは、全く意味が違います。
 客席側から見るミュージカルの舞台と、裏(出演者として)から見る舞台は、難易度が大幅に違います。裏では衣裳の早替え、メイク替え、道具の持ち替え、転換の手伝いなど、やるべきことが膨大にあります。いくら、「稽古期間があるから」と言っても、本番でミスは許されません。従って、プロとしての思考力、集中力が非常に高いレベルで求められることが最優先事項です。芸だけが上手ければよい、と言う考え方の人は難しいと思います。

● 一般、研究生ともに言えること

 非常に倍率の高い書類審査を通過し、予選も無事に通過し、本選も合格した後に、なぜ面接があるかについて書きます。数年前の研究生オーディションを通過した他人の中に、その方の特性として「先生の指示が聞けない」「コミュニケーションが取れない」「集中力が続かない」などの人が数人いたことがあります。そのような事態では、レッスンどころか本番など、到底務まりません。そのような受験者をスクリーニングするために面接を行うことにしたようです。面接して話をすれば、大体わかりますので。本選合格者で特に問題のない方は、面接で不合格になると言う事は考えにくいので、恐れず面接に臨んで下さい。

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